泳ぐ宝石「錦鯉」

日本が誇る泳ぐ宝石「錦鯉」を知ろう

錦鯉ってどんな魚？

錦鯉にしきごいは、日本で生まれた色とりどりの美しい観賞魚であり、その優雅な姿から「泳ぐ宝石」とも称されています。世界では「KOI（コイ）」の名で知られ、今もなお多くの人々を魅了し続けています。

その始まりは、江戸時代の新潟県。農村の人々が食用として飼っていた黒い鯉「真鯉（まごい）」の中から、偶然色の変わった鯉が現れたことがきっかけでした。この珍しい鯉を大切に育て、丹念に改良を重ねたことで、現在のような美しい錦鯉が誕生したのです。

錦鯉は、日本の伝統美を象徴する存在として、国内外の庭園や池で親しまれています。その色彩や模様、優雅に水面を泳ぐ姿は、眺める人の心を穏やかにし、静かなひとときを演出します。古くから日本庭園における「和」の美意識を体現する存在として、重要な役割を果たしてきました。

また、錦鯉は長寿の象徴とされ、適切に育てれば数十年生きることもあります。そのため、縁起物としても広く愛され、開運や繁栄を願う場でも大切にされています。

錦鯉の魅力ってなに？

1. まるで絵画のような模様と色

錦鯉は一匹ずつ模様がちがい、赤、白、黒、金色など、さまざまな色があります。同じ種類の鯉でも、色の出方や模様の形が違うので、世界に一つだけの美しさが楽しめます。

2. ゆったり泳ぐ姿が癒しに

錦鯉は、池や水槽の中をゆっくりと優雅に泳ぐ姿が特徴。ずっと見ていても飽きない美しさがあり、忙しい日々の中でも心が落ち着く癒しの時間になります。

3. 幸せを呼ぶ魚

錦鯉は長生きする魚で、うまく育てると50年〜100年も生きると言われます。また、「困難を乗り越えて成功する」という意味もあり、昔から縁起のいい魚として親しまれてきました。

錦鯉にはどんな種類があるの？

はじめての方でも覚えやすい代表的な種類をご紹介します。

名前	特徴	読み方
紅白	白い体に赤い模様。基本中の基本！	こうはく
大正三色	白地に赤と黒の模様。華やか！	たいしょうさんしょく
昭和三色	黒地に赤と白の模様。力強い印象。	しょうわさんしょく
黄金	体が金色でピカピカ光る。豪華！	おうごん
プラチナ	白く輝く体で、とても清らか。	ぷらちな

このほかにもたくさんの種類があり、少しずつ知っていく楽しさがあります。

錦鯉はどうやって育てるの？

1. どこで飼える？

錦鯉は、お庭の池で飼う人が多いですが、最近ではベランダや室内の大型水槽でも育てられます。

初心者は水槽からスタートするのがおすすめです。

2. 飼うために必要なもの

必要なもの	説明
水槽または池	鯉がゆったり泳げる広さが必要
ろ過装置	水をきれいに保つ機械
エアレーション	酸素を送るポンプ
鯉のエサ	専用のごはん
温度計	水温をチェックするため

3. エサのあげ方

• 春〜秋：1日に1〜2回（鯉が食べきれる量）
• 冬：水温が低くなると食べなくなるので無理にあげない

4. 注意すること

• 水を定期的に入れ替える
• 鯉の様子を毎日観察（元気がないときは病気かも）
• 日差しが強い日は直射日光を避ける

錦鯉を「見る」「買う」ことができる場所

錦鯉の見学ができるおすすめスポット

地域	場所名	特徴
新潟県	山古志（やまこし）地域	錦鯉の本場。美しい池と鯉の見学。
新潟県	小千谷市 錦鯉の里	錦鯉の展示と販売。初心者向けの説明も充実。
千葉県	成田山公園	公園の池で美しい錦鯉が泳ぐ姿を見られる。

錦鯉を購入できる場所（初心者歓迎のお店）

地域	お店の名前	特徴
新潟県	錦鯉の里（新潟県小千谷市）	直接プロから話が聞ける。初心者OK
全国	専門店（各地域にあり）	ネットで「錦鯉　専門店」を検索ください
ネット	オンラインショップ	小さな錦鯉からスタート可能

※ 初心者は店員さんに相談しながら購入するのが安心です！

まとめ

錦鯉と楽しく暮らそう

錦鯉は、日本の伝統と美しさがつまった素晴らしい観賞魚です。

はじめは難しそうに感じるかもしれませんが、飼い始めると日に日に成長する姿や美しい模様の変化に感動します。

「自分だけの一匹」を見つけて、ぜひ錦鯉との素敵な暮らしをはじめてみませんか？

お問い合わせ・見学予約

錦鯉を見てみたい、買ってみたい方は以下からお問い合わせください。安心できる購入先を紹介させていただきます。

カムラン錦鯉情報部宛

• お電話: 075-495-3099
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